今後予想される改質化木材

 用途に合った改質化木材の開発が(有)プログレスの技術によって可能になる。
木材の輸入が地球環境問題等で減少している現在、従来の木材を改質し、使用せねば市場のニーズに答えられなくなりつつある。
木材をチップ化、繊維化してそれを用い必要な機能をもたせて使用する(パーチクルボード、バードボード等々又はチップとプラスチックを混合してボードを作る)と異なる方法で木材そのものを目的にそって改質するという弊社の技術はまだ基礎的な段階であるが今後絶対に必要な技術である。

(有)プログレスの木材への液体注入技術を用い、現在開発中の改質化木材

(1)

広葉樹の不燃化

従来の不燃木材の欠点(薬剤の溶脱、ゲル化湿気をよぶ等)をクリヤーにし、かつ広葉樹の不燃 ・・・ 車輌の内装に使用する為(車輌デザーナーよりの依頼)

(2)

塗装時に目止めをしなくても良いように目止め剤を注入した木材及び目止め剤を注した”eko−wood” ・・・ 塗装関係者より依頼

(3)

腐らない木材(従来の防腐剤では使用困難な場所に用いる為)の製造 
   ・・・ 玄関ドアメーカーより

(4)

1枚板でのベンチ用板材
(厚さ60cm、幅160cm、長さ2mのオールナット材)の曲げ加工

(5)

防火サッシ用木材の不燃化(トドマツ)

(6)

美容機器部材の試作防火サッシ用木材の不燃化(トドマツ)その他

(7)

その他

(有)プログレス木材への液体注入技術により、今後開発又は改善予想される改質化木材

(1)

アセチル化木材の改善 ・・・ 寸法安定性、防腐性、耐蟻性、等の向上

(2)

各種液体プラスチックを含浸させることにより木材の改質を行う。

(3)

無機質との複合化 ・・・ その例として不燃木材があるが、ある目的を持って木材の性質を改める為に無機質を注入する。

(4)

殺菌能力のある液体を注入する事により従来と異なる腐らない木材